家に帰ってくると
お姉ちゃんの部屋の窓から、
お姉ちゃんの顔が見えて
「ああ よかった Takaちゃんおかえりぃ
ねぇ、Takaちゃんも好きなロールケーキつくったんだけど せっかく作ったのにお父さんもお母さんも泊りがけで
でかけることになっちゃって
ねぇ Takaちゃん 食べて行ってくれない? Takaちゃん帰ってくるの捕まえようと思って待ってたんだ」
って声かけられた
お姉ちゃんのつくったロールケーキは、大好きだったんで
「うん 喜んでごちそうになる」って言って、
お姉ちゃんの部屋に入った
「電話しておかないと、あとでうるさいから」っていって 自宅に電話するとお袋さんが出たんで、
お姉ちゃんの家にいるっていうこと伝えた
お姉ちゃん ニコニコしながら
ケーキを切って、お皿に置きながら言った
「よかった 急にお父さん、お母さん、仕事で出かけることになっちゃって せっかくケーキ作ったのに
余っちゃうところだった^^ おばさんに聞いたらTakaちゃん、学校に行ったっていうし、
そろそろTakaちゃん帰ってくるころだなって思って、ずっと見張ってた^^
きょう 講義は休みでしょ? 何しに学校に行ってたの?」
出されたケーキをフォークで切って、ひと口食べてみた
「相変わらず おいしいね^^ お姉ちゃん、ほんとこのケーキつくるの上手だよ
学校は、図書館で借りてた本を返しに・・・・・」
←・・・・・・(・ω・。) ジーッ っと σ(・・*)ぼくが持ってきた かばん見つめてた お姉ちゃん
( ‥) ン? っていう顔しながら、かばんの方に近づいて 手提げのところにYoshiがつけた手錠を見つけて
「へえええ Takaちゃん 変わったもの図書館で借りたんだね」って手錠を手に取りながら言った
イヤン(*ノ∇)ゝ
「いや あの それは 実は・・・・」って しどろもどろになるから 余計に怪しい^^;
「Takaちゃん こんな趣味あったんだ ペンションで手錠かけたとき、あんまり楽しそうじゃなかったから
あれ以来つかってないけど へええ意外~~」なんていいながらかばんの中開けてる
「いや ほら お姉ちゃんも知ってるでしょ Yoshi、Yoshiがさぁ ロックのバンド組んで本格的にやってるから
あいつの小物なのよ」(>▽<;; アセアセ
かばんの中のもの じゃらじゃら取り出したお姉ちゃん
「あは かわいい これ ファー手錠とかいうんでしょ」なんて言って
自分の手首にガシャンガシャンってかけちゃった
『バカだなぁ お姉ちゃん^^; そんなことしたら 自分じゃ外せないじゃん』って思ったけど黙ってた^^;
自分の手首を左右に引っ張って
「ほんとだぁ 外れないんだ 見かけかわいいのにすごい」なんて言ってる
「だいたい あのペンションでつかった手錠 あれどうしたのよ」って、話そらすために聞いてみた
「あ~ あれね あれ使ってTakaちゃんとペンションで遊んでみたかったんで 友達から借りた」
って澄まして答えたんで、なんかそれ以上追求すると話が危ないほうに行きそうだったからそこでやめた^^;
「ねぇ これ鍵がないと外せない 鍵どこよ」っていうから 鍵の入ったケース渡した
鍵見つけて、一生懸命自分で外そうとしてたけど 両手首に手錠かけたまま自分で鍵使って外すのは無理で^^;
「ヤン♪ 外せない Takaちゃん外してぇ」って 手錠かけた両腕σ(・・*)ぼくの方に向けて 上目遣いで言ってくる
なんか お姉ちゃんがすごくかわいく見えちゃって そそられるものがあった (*ノノ)キャ
「それくっつけてた方が 静かでいいんじゃないの σ(・・*)ぼくケーキ食べるから」っていって意地悪言ってやった
「イヤン(*ノ∇)ゝ 身動きできないお姉ちゃんに 何しようっていうの」なんて言いながら
不自由な手で、首輪持って、ケーキ食べてるσ(・・*)ぼくの前に差し出して
「ね 私につけてみてください ご主人さまぁ」って言ったんで
まじで のどにケーキ詰まらせて ごほごほ言っちゃった^^;